★ 母乳の大切さについて ★
出産という大仕事を終えたお母さんの次の仕事は、「母乳を与えること」ではないでしょうか。
国を挙げて母乳保育がすすめられていますが、その理由としては、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても様々なメリットがあるためです。
今回は、母乳の特徴や母乳保育のメリットについてご紹介したいと思います。
【母乳の特徴】
- 栄養価が高く、免疫物質が含まれています。
- 特に分娩後1週間以内(一般的に3~5日後)に分泌される初乳には、免疫抗体やラクトフェリンなどが多く含まれています。
- 脳の発達に必要なDHAなどの脂肪酸が含まれています。
- おっぱいを吸うことで、赤ちゃんの舌やあごの筋肉の発達を促します。
【母乳保育のメリット】
- 赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、お母さんの子宮の収縮が促されます。
- 母乳を与えることで、自然に体重が戻りやすくなります。
- お母さんと赤ちゃんとのスキンシップになります。
- 人工乳(粉ミルク)と比較すると、費用や手間がかからず、簡便に授乳できます。
このように、赤ちゃんに母乳を与えることは、あらゆる面でメリットがあります。 分娩後、脳下垂体から母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンの分泌が盛んになり、赤ちゃんが乳首を吸う(吸てつ刺激)ことで、同じく脳下垂体からオキシトシンというホルモンが分泌され、母乳の出が促されます。出産直後からこまめに乳首を吸わせることが母乳の出をよくするためにも大切なのです。
ですが、全てのお母さんが十分に母乳が出るというわけではありません。人工乳(粉ミルク)には、母乳と同じ成分が含まれるほか、母乳では不足しやすい栄養素がプラスされているなどのメリットもあります。また、母乳が不足している場合は、母乳と人工乳を併用する混合栄養という方法もありますので、あまり神経質にならないようにしましょう。
管理栄養士。武庫川女子大学 生活環境学部 食物栄養学科卒業。
管理栄養士のダイエット Reform Dietetics(http://www.r-dietetics.com)主宰。
「きちんと食べて、きれいにやせる」をモットーに、ダイエットのメカニズムや、間違ったダイエットの危険など、ダイエットに関する様々な情報を紹介しているサイトを運営。
その他、週刊誌、月刊誌、webサイトにて原稿の執筆や監修を行う等、様々なメディアで幅広く活動中。
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