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★ メタボって、何? ★

特定保健用食品(通称:トクホ)のCMなどで認知度がアップした「メタボ」という言葉。肥満やお腹周りの脂肪が関係していることは随分と知られるようになりましたが、そもそも「メタボ」とは、一体どういうことを指すのでしょうか?

今回は、この「メタボ」についてお話したいと思います。

【メタボとは?】

メタボの正しい名称は、メタボリックシンドローム(=内臓脂肪症候群)といいます。 その名の通り、お腹まわりに脂肪が蓄積した、内臓脂肪型肥満の状態を指します。

【肥満のタイプは大きく分けて2種類】

肥満には、お腹まわりに脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満と、下腹部やおしりの皮下に脂肪が蓄積する皮下脂肪型肥満とに分けられます。
内臓脂肪型肥満は、俗に「ビール腹、りんご型肥満」とも呼ばれ、比較的男性に多く見られます。そして皮下脂肪型肥満は、俗に「洋なし型肥満」とも呼ばれ、こちらは比較的女性に多く見られる肥満のタイプと言われています。

【なぜ内臓脂肪型肥満がいけないのか?】

最近の研究で、内臓脂肪が蓄積することで脂肪細胞からあらゆるホルモンが分泌され、その結果、肥満症や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を招くということがわかってきました。
要するに、内臓脂肪が蓄積すると生活習慣病にかかるリスクが大幅に増すというわけです。さらにその状態が長期に渡ると、脳卒中や心疾患、糖尿病の合併症など、生命に関わってきます。
そこで、なるべく早い段階でメタボリックシンドロームを改善し、病気の予防につなげようという働きが2008年4月から施行されている特定健康診査・特定保健指導、いわゆるメタボ健診です。

【メタボリックシンドロームの診断基準】

現在のメタボリックシンドロームの診断基準は、

※必須項目
腹囲
 男性85cm以上、女性90cm以上
腹囲
 立った姿勢で息を吐き、衣服をつけずにへその高さに水平に測定します。

※選択項目(2つ以上該当)
脂質異常
 中性脂肪(トリグリセライド)値 150ml/dl以上
 HDLコレステロール値 40ml/dl未満 のいずれかまたは両方
血圧
 最高(収縮期)血圧 130mmHg以上
 最低(拡張期)血圧 85mmHg以上 のいずれかまたは両方
高血糖
 空腹時血糖 110mg/dl以上

【メタボリックシンドロームの懸念点】

必須項目が腹囲となっているため、痩せている人はメタボリックシンドロームとは診断されないのですが、肥満でなくともいずれかの検査値が高値を示す場合があります。 「痩せているから大丈夫」と安心せずに、何らかの数値が当てはまる場合は今の生活習慣を見直すなど、一人ひとりの心がけが大切です。




松本理華のプロフィール

管理栄養士。武庫川女子大学 生活環境学部 食物栄養学科卒業。
管理栄養士のダイエット Reform Dietetics(http://www.r-dietetics.com)主宰。
「きちんと食べて、きれいにやせる」をモットーに、ダイエットのメカニズムや、間違ったダイエットの危険など、ダイエットに関する様々な情報を紹介しているサイトを運営。
その他、週刊誌、月刊誌、webサイトにて原稿の執筆や監修を行う等、様々なメディアで幅広く活動中。

管理栄養士のダイエット
Reform Dietetics http://www.r-dietetics.com

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