★ 朝食とダイエットの関係 ★
「ダイエットのためには、朝食をしっかり食べましょう」
と言いますが、一体なぜでしょうか?
今回は、朝食とダイエットの関係についてお話したいと思います。
■ダイエットには逆効果
朝食を抜くと、前日の夕食から当日の昼食まで食事の間隔が空いてしまうため、体は飢餓状態になります。
そうすると、体は食べ物が次にいつ入ってくるのか分からなくなってしまうので、なるべく消費せず、体内に溜め込むようになります。そして、少しのエネルギーでも活動できるようにと、基礎代謝量が低下し、栄養素を吸収しやすくなってしまいます。
また、残りの2食を食べすぎてしまうことも少なくないため、朝食を食べない人は、やせにくく、太りやすい体質になりやすい傾向があります。
こういった理由から、朝食を抜くことはダイエットには逆効果なのです。
■20歳代の男性3割、女性2割もの人が朝食を食べていない
厚生労働省が実施した平成18年国民健康・栄養調査の結果によると、全年代のなかでも20歳代の朝食欠食率が最も高く、男性では30.6%、女性では22.5%で、30歳代以降は年齢とともに低くなっています。
20歳代と言えば学生や社会人など、あらゆる環境の方がいますが、いずれにしても日中に十分なエネルギーを必要とする世代です。
では、朝食を食べないとどのような影響があるのでしょうか?
・午前中の活動量が低下する
朝食を食べなかった時、午前中に頭がボーっとしたり、勉強や仕事の効率が低下すると感じたことはありませんか?
朝はエネルギーが欠乏し、体はいわば「ガス欠」状態です。そのような状態で学校や仕事へ行っても思うように体や頭が働かず、作業効率が低下してしまいます。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖も欠乏しているため、集中力が持続しないのです。これは、20歳代に限らず、全ての人に当てはまることです。
■朝食を食べる習慣をつけましょう
このようなことから、ダイエットのためにも、1日を元気に過ごすためにも、朝食は必要なのです。
今まで朝食を食べる習慣のなかった方は、まずは「何か口にする」習慣をつけましょう。
主食(トーストやご飯など)、主菜(ゆで卵や目玉焼きなどの卵料理や焼き魚、納豆など)、副菜(野菜サラダやお浸しなど)を揃えられると理想的ですが、いきなりしっかりと朝食を食べるのはなかなか難しいと思います。
はじめは果物や乳製品、おにぎりやシリアルなど、食べやすいもので構いません。コーヒーや紅茶に砂糖とミルクを入れるだけでも、脳に栄養を与えるという意味では効果的です。また、時間に余裕がない時のためにも、このような調理に手間がかからない食材をあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
管理栄養士。武庫川女子大学 生活環境学部 食物栄養学科卒業。
管理栄養士のダイエット Reform Dietetics(http://www.r-dietetics.com)主宰。
「きちんと食べて、きれいにやせる」をモットーに、ダイエットのメカニズムや、間違ったダイエットの危険など、ダイエットに関する様々な情報を紹介しているサイトを運営。
その他、週刊誌、月刊誌、webサイトにて原稿の執筆や監修を行う等、様々なメディアで幅広く活動中。
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