★ つわりの時の食事 ★
妊娠初期に多くの方が経験する「つわり」の症状。
妊娠するとホルモンバランスが崩れるなどが原因で、つわりの症状があらわれます。主な症状として、吐き気、嘔吐をはじめ、ムカムカする、においに敏感になる、倦怠感や眠気などがあります。
■無理に食べなくても大丈夫
つわりで食欲がない、食べてもすぐに吐いてしまう。
そんな時、お腹の赤ちゃんの栄養は大丈夫なのか、と心配になる人も多いと思います。この時期の赤ちゃんは、母体から栄養分をとるので、神経質になる必要はありません。まずは食べたい時に食べられるものを食べましょう。お腹が空くと気持ち悪くなってしまう人は、果物やヨーグルト、ゼリーやプリンなど、すぐに食べられるものを常備しておくと良いでしょう。また、外出時にはクッキーなどを持ち歩いて、空腹になりすぎないようにしましょう。
■水分はしっかりとりましょう
嘔吐が続くと脱水症状になりやすいので、こまめに水分を補給しましょう。水分不足はつわりの症状を悪化させてしまいます。
適度な量なら飲みやすいジュースやスポーツドリンクでも良いですが、たくさんとると糖分が気になりますので、主な水分はお茶やお水など甘くない飲み物から補うようにしましょう。
■酸味のあるものや口当たりの良いものを食べましょう
よく「妊娠すると酸っぱいものが食べたくなる」と言いますが、食べ物の好みは個人差があるので、一概には言えません。
ですが、レモンやお酢など酸味のある食べ物は、胃酸の分泌を促して食欲を増進させる働きがあるので、食欲がない時は焼き魚やソテーした肉、サラダなどにレモンを絞ったり、酢の物を食べるなど、レモンやお酢を使ったメニューをとりいれてみましょう。
また、食欲がなく料理をするのもおっくうな時は、冷奴や刺し身など、調理に手間がかからず、口当たりの良いものを選ぶと良いでしょう。
■つわりの症状を軽くする栄養素
つわりの症状を軽くするには、ビタミンB6をとりましょう。
つわりは、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンの代謝がうまくいかないことも原因のひとつと考えられています。
ビタミンB6は、トリプトファンをはじめとするアミノ酸の再合成を助けるほか、セロトニンやドーパミンなど、様々な神経伝達物質の合成に欠かせないビタミンです。
カツオやマグロ、レバーやささ身などの動物性食品や、バナナやさつま芋などに多く含まれています。
■ゆったりとした気持ちで過ごしましょう
この時期に一番大切なのは、ストレスを溜めずにゆったりとした気持ちで過ごすことです。
食事に関しても神経質になりすぎず、食べられるものを食べましょう。つわりが落ち着いてきたら、色々な食品をバランス良く食べるようにしましょう。
管理栄養士。武庫川女子大学 生活環境学部 食物栄養学科卒業。
管理栄養士のダイエット Reform Dietetics(http://www.r-dietetics.com)主宰。
「きちんと食べて、きれいにやせる」をモットーに、ダイエットのメカニズムや、間違ったダイエットの危険など、ダイエットに関する様々な情報を紹介しているサイトを運営。
その他、週刊誌、月刊誌、webサイトにて原稿の執筆や監修を行う等、様々なメディアで幅広く活動中。
管理栄養士のダイエット
Reform Dietetics
http://www.r-dietetics.com




