食事でつくる家族の健康

【コラム】旬の食材で心もカラダもハッピーに

季節を楽しむカラフルフーディングレシピ 
vol.45 お父さんの週末クッキング メタボ対策レシピ12

秋風の冷たさが体に染みゆく季節になりました。
そんな季節に心も体もほっこり温まる、秋から初冬が旬の里芋をたっぷり使った『秋の味覚の里芋ごはん』をご紹介します。

里芋はさつま芋やじゃがいもに比べてエネルギーも低く、糖分をエネルギーにかえるビタミンB1やダイエットに有効とされる食物繊維も含まれます。体重が気になるお父さんにはもってこいの食材です。
里芋特有のぬめりは、ガラクタンという多糖類とタンパク質が結合したものに、マンナンという水溶性の食物繊維が加わったタンパク質の一種。胃酸から胃壁を守ったり、肝臓を強化する働きがあるとされています。
一般的に調理の下準備として、むいた里芋を塩でもんだり、茹でこぼしたりとぬめりをとる作業をしますが、それはせっかくの栄養素を逃がしてしまうことになります。今回は、独特のヌルヌル成分もしっかり食べられるレシピにいたしました。
ごはんをついついいっぱい食べ過ぎてしまう方は、より里芋やきのこ類を増やせば、茶碗一杯のエネルギーもダウンします。そのかわり、茶碗1杯までと決めてよく噛んでお召し上がり下さい。

里芋をむくと手がかゆくなることがありますが、それはシュウ酸カルシウムの芯状結晶によるもの。里芋の皮をきれいに洗い、しっかり乾かしてからむくとかゆくなりにくいですよ。

秋の味覚の里芋ごはん

■里芋ごはん(お茶碗一杯分:331Kcal)

材料(作りやすい分量)

米  2合
里芋  3個(170g)
油揚げ  1枚
しいたけ  4個
ごま  適量
〈煮汁〉
 だし  400ml程度
 みりん  大さじ2
 薄口しょうゆ  大さじ1
 塩  小さじ1/3


作り方
  • 米は洗い水気をきっておく。
  • 里芋は皮をむき、半月切りか輪切りにする。油揚げは、熱湯をかけて油をぬく。水気をしぼり短冊切りにする。しいたけは石づきを落とし、軸は短冊切り、傘は汚れを拭き取り薄切りにする。
  • 炊飯器に米、炊飯器のメモリに合わせて煮汁、(2)を入れ、普通に炊く。
  • 盛りつけてごまをふる。
ヒント

炊飯器のメモリによって、だしの量を調節してください。

 
 
成瀬紀子のプロフィール

カラフルフーディングコーディネータ・料理家・栄養士・チーズアドバイザー
オーストラリアで、ゲルソン療法に従った調理を任された経験などから、野菜本来のおいしさ、 食の大切さに気づいたことが現在の活動の原点となる。 海外生活中に「心と体の繋がり」を知り、色と食と融合してメンタル&フィジカルバランスをとる料理を独自で追究し始める。 カラーセラピースクールでの実践や調理指導を重ね、のちにそれがカラフルフーディングとなる。
2004年より「カラーパワーズ・キッチンスタジオ」主宰。 現在は、料理指導、レシピ開発、執筆活動、フードスタイリング、フードカラーコンサルティング、企画などを行う。 著書にカラフルフーディング実践書『おいしい色レシピ』 、『カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当 』(新紀元社)がある。

カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当(新紀元社)

おいしい色レシピ』(新紀元社)

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