食事でつくる家族の健康

【コラム】旬の食材で心もカラダもハッピーに

季節を楽しむカラフルフーディングレシピ 
vol.17 素材の味を楽しもう!9~11ヶ月の離乳食 『野菜』

1回に赤ちゃん茶碗半分くらいの量をきちんとたべるようになった、舌と上あごを使って、軟らかいものがつぶせるようになったら、次のステップに進むサインです。

5回授乳のうちの3回を離乳食+母乳やミルクにします。
2回の食事はそのままで、もう1食増やします。食事の間隔は3~4時間あけるようにします。
離乳食を食べさせてからミルクを与えましょう。

スタート時は1回の食事の60%は母乳やミルク、40%を離乳食から栄養をとりますが、期間中に離乳食からとる栄養を70%に増やしていきます。

この頃から、『ひとり食べ』『遊び食べ』が始まります。これは、成長の大切なステップです。
お母さんが口に運んであげる離乳食の他に、赤ちゃんが手でもって食べられるものを用意してあげましょう。
赤ちゃんは、自分で持って食べながら、素材のかたさと持つ力加減、赤ちゃんが食べられる一口の大きさなどを学びます。ぐちゃぐちゃにしても、こぼしても、叱らないでくださいね。下に新聞紙をしき、机には手ふき用の濡れたハンドタオルを置けば、汚れの心配もいりません。

形態:
コロコロ食(小さな一口大、せん切り、とろみをつける、固める(茶碗蒸し、卵焼きなど))
やわらかさ:
指でつぶれるバナナのかたさが目安。
1回に食べる量:
汁ものは含まず、赤ちゃん用の茶碗に1杯くらい。

☆注意したい点☆
赤ちゃんは、内臓が十分に発達していないので、内臓に負担をかけないためにも、たんぱく質の量を守ります。また、肉や魚は脂肪分の少ないものを選ぶ。

◎1食あたりのたんぱく質の目安量

全卵1/2個
豆腐 1/6丁
乳製品 1/2カップ
刺身1切れ半程度
薄切り肉1枚弱
    

※1食にどれか1つを選んで与えた場合の分量。

素材を味わう離乳食

■1食の例

鮭とほうれん草入り軟飯
スティック野菜
豆腐入り野菜スープ

◎鮭とほうれん草入り軟飯

材料

ごはん 大さじ3
水  大さじ5~6
生鮭  15g
ほうれん草 葉1枚


作り方
  • 厚手の小鍋にご飯と水を入れ、蓋をして弱火かける。水分がなくなったら蒸らす。
    (時々木べらでかき混ぜる。吹きこぼれないように火加減を調節する。)
  • 鮭は湯通しし、ほぐし(1)に入れる。
  • ほうれん草は軟らかく茹で、せん切りにし(1)に入れる。
ヒント
  • 鮭の変わりに、白身魚、青魚、脂肪の少ない牛、豚、鶏肉などを湯通しし入れてもよい。
  • かゆは、5部がゆ(全がゆ)を多めに作って、製氷皿に入れて凍らせ、ジッパー付きの袋に入れ冷凍庫で保存するとよい。使用する時は加熱する。
  • 全がゆは、米のかさに対し、5倍の水を入れて炊いたかゆ。

◎スティック野菜

にんじん
大根
ブロッコリー

作り方
  • 野菜は食べやすい太さにスティック状に切り、軟らかく茹でる。
ヒント

つかみ食べをするようになったら、手でつかんで食べられるものをメニューに加えるとよい。



 
 
成瀬紀子のプロフィール

カラフルフーディングコーディネータ・料理家・栄養士・チーズアドバイザー
オーストラリアで、ゲルソン療法に従った調理を任された経験などから、野菜本来のおいしさ、 食の大切さに気づいたことが現在の活動の原点となる。 海外生活中に「心と体の繋がり」を知り、色と食と融合してメンタル&フィジカルバランスをとる料理を独自で追究し始める。 カラーセラピースクールでの実践や調理指導を重ね、のちにそれがカラフルフーディングとなる。
2004年より「カラーパワーズ・キッチンスタジオ」主宰。 現在は、料理指導、レシピ開発、執筆活動、フードスタイリング、フードカラーコンサルティング、企画などを行う。 著書にカラフルフーディング実践書『おいしい色レシピ』 、『カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当 』(新紀元社)がある。

カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当(新紀元社)

おいしい色レシピ』(新紀元社)

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