食事でつくる家族の健康

【コラム】旬の食材で心もカラダもハッピーに

季節を楽しむカラフルフーディングレシピ 
vol.16  素材の味を楽しもう!7ヶ月~8ヶ月の離乳食 『野菜とささみ』

離乳食開始して2ヶ月後、口をしっかりと閉じて上手に飲み込めるようになった、おかゆ以外に野菜や魚、豆腐なども食べられるようになったら次のステップに進むスタートサインです。

5回授乳のうちの2回を離乳食+母乳やミルクにします。
その時は、ミルクを先に与えず、まずは離乳食を食べさせてミルクにします。ミルクを先に飲ませると、お腹がいっぱいになってしまい離乳食が食べられなくなってしまうからです。

スタート時は1回の食事の80%は母乳やミルク、20%を離乳食から栄養をとりますが、期間中に40%までの割合に増やしていきます。
離乳食は少ない量であっても、糖質(ごはん、パン、うどん、芋類など)、たんぱく質(豆腐、ささみ、卵黄など)、ビタミン・ミネラル(野菜、フルーツなど)を取りいれ栄養バランスを考えましょう。
ごはん、たんぱく質のおかず、野菜のおかずと3品を必ず作る必要はなく、おかゆにつぶした野菜や豆腐を混ぜるだけでも立派な一食になります。

ただ、この時期はできるだけ違う内容のものにし、毎回いろいろな具を混ぜたおじやにせずに、単品を調理して素材そのものの旨味を味わう機会を作り、味覚を育てていきましょう。

形態:
ツブツブ食 (すりおろす、つぶす、とろみをつける、固める(茶碗蒸しなど)、細かく刻む)
やわらかさ:
舌でつぶせる豆腐のかたさが目安。
1回に食べる量:
汁ものは含まず、赤ちゃん用の茶碗に半分くらい。

☆注意したい点☆
赤ちゃんは、内臓が十分に発達していないので、内臓に負担をかけないためにも、たんぱく質の量を守ります。

◎1食あたりのたんぱく質の目安量

卵黄 1個→全卵1/2個(後半から)
豆腐 40g→50g
10g→15g
鶏ささみ 10→15g

※1食にどれか1つを選んで与えた場合の分量。
※前半から後半にかけて増やす量を→で示してある。

素材を味わう離乳食

■たんぱく質・ささみの場合

写真:ささみのあんかけ


作り方
  • ささみの筋をとって弱火で茹でる。
  • ささみをすり鉢ですりつぶす。(まな板の上で、ささみを綿棒でたたいてもよい)
  • 昆布だし又は野菜の茹で汁を温め、水溶き片栗粉でとろみをつける。ささみに混ぜる。
ヒント
  • 白身のお魚、豆腐、納豆などかならず湯通ししてから使う。
  • お魚やお肉などパサパサするものはあんかけ、くず煮などにし、のどごしをよくする。

◎ビタミン、ミネラル・野菜の場合◎

写真:にんじんのみじん切り、キャベツのあんかけ


作り方
  • 野菜は大きいまま昆布だしまたは水で軟らかくなるまでコトコトと煮る。
  • 細かいみじん切りにする。
  • 必要に応じて茹で汁であんかけ、くず煮などにする。
ヒント
  • にんじんは、大きいまま茹でること。みじん切りにしてしまうと軟らかくならない
  • じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、大根、かぶなどは、大人のごはんを炊くときに炊飯器に、大きいまま炊飯器に入れておくと便利。軟らかくなった野菜はラップにくるんでつぶしたり、みじん切りにしたりし、スープ、おかずにする。


 
 
成瀬紀子のプロフィール

カラフルフーディングコーディネータ・料理家・栄養士・チーズアドバイザー
オーストラリアで、ゲルソン療法に従った調理を任された経験などから、野菜本来のおいしさ、 食の大切さに気づいたことが現在の活動の原点となる。 海外生活中に「心と体の繋がり」を知り、色と食と融合してメンタル&フィジカルバランスをとる料理を独自で追究し始める。 カラーセラピースクールでの実践や調理指導を重ね、のちにそれがカラフルフーディングとなる。
2004年より「カラーパワーズ・キッチンスタジオ」主宰。 現在は、料理指導、レシピ開発、執筆活動、フードスタイリング、フードカラーコンサルティング、企画などを行う。 著書にカラフルフーディング実践書『おいしい色レシピ』 、『カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当 』(新紀元社)がある。

カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当(新紀元社)

おいしい色レシピ』(新紀元社)

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