食事でつくる家族の健康

【コラム】旬の食材で心もカラダもハッピーに

季節を楽しむカラフルフーディングレシピ vol.8 知らずに野菜をたっぷり食べるレシピ!

1日に350gの野菜を食べましょう!
これはよく聞くお話。
単純に計算すると、子どもも大人も一食で120gのお野菜を食べれば数値を満たすことになりますが、みなさんは、この数値意識されことがありますか?

実際、計量しながら料理をしてみると、意外にも数値を満たしていないこともあるのです。
スポーツキッズを指導する栄養士さんに伺ってみると、野菜嫌いの子も少なくはないとのこと。でも、スポーツで最高のパフォーマンスを演じるためには、練習も休息も大切ですが、食べることもとっても重要。「食べるのもトレーニング」とおっしゃいます。
そこで、普段野菜の量を気にして食べてない方でも、野菜嫌いの方、大好きな方でも、無理なく、おいしくたっぷりの野菜が食べられないかと考えたのが「野菜のピューレ」。
余った野菜や、うまみのある野菜を煮込んでピューレにするだけの簡単さ。
清潔な保存容器に入れておけば数日は持ちます。
時間があるときにたっぷり作って、1回分ずつ冷凍するのもよいでしょう。
じっくり煮込んで甘みを引き出しているから、ちょっと加えるだけで、味に濃厚さがうまれます。
お料理の隠し味にもなるので、お母さんにとってもうれしい魔法のピューレです。

知らずに野菜をたっぷり食べるレシピ!

■魔法の野菜ピューレ

材料

玉ねぎ  1個
セロリ  1/2本
ピーマン  1個
にんじん  小1本
トマト缶  1/2缶
ローリエ  1枚
水  80ml~150ml
塩  ひとつまみ


作り方
  • 玉ねぎ、セロリ、ピーマンは薄切り、にんじんは一口大に切る。トマトは芯と皮をとりあらくつぶす。
  • 厚手の鍋に、(1)、ローリエ、水、塩ひとつまみを入れ、蓋をして弱火でにんじんが軟らかくなり、野菜の甘みが引き出されるまで30~40分煮る。このとき、水分量は野菜よりも少なめ。ひたひたの水分量の場合、水分をとり、スープなどに使う。
  • ローリエを取り除き、フードプロセッサーかハンディーフードプロセッサーでピューレ状にする。
ヒント

☆ピューレはすくったときにぽってりと落ちる程度が使いやすい。
トマト缶の水分が多いときは、水の量を少なくする。
鍋や火力によって水の蒸発量が違うので加減する。ル・クルーゼのような厚手のほうろう鍋を使う場合や圧力鍋の場合、野菜が持つ水分が蒸発せずに液体となるので、始めに加える水の量は少なめでもよい。

◎魔法の野菜ピューレを使った応用レシピ◎

■あっというまに本格カレー

材料(1人分)

玉ねぎ  20g
にんにく 1/4かけ
豚肩ロース薄切り  45g
オリーブオイル  小さじ1
白ワイン  大さじ2
野菜ピューレ  100g
カレーフレーク  30g
水   80ml~
塩、コショウ
しょうゆ  数滴
ごはん 適量
塩茹でのブロッコリー 適量


作り方
  • 玉ねぎは薄切りにする。にんにくはつぶす。豚肩ロースは食べやすい大きさに切って軽く塩、コショウをふる。
  • フライパンににんにくを入れ火にかけ香りがでたら、玉ねぎを入れ、透明になるまで炒める。
  • フライパンに豚肩ロースを入れ、さらに炒めて、白ワインを入れアルコールを飛ばす。
  • 野菜ピューレ、カレーフレーク、水を入れ軽く煮込む。
  • 塩、コショウ、しょうゆで味を調える。
  • ごはんを盛り、(5)をかける。ブロッコリーを添える。
ヒント

☆お肉の代わりに野菜を炒めてのせたり、茹でてのせたり、具はお好みで。
豚肉の代わりに牛肉でもよい。

■ふんわり卵のオムライス

材料(1人分)

温かいごはん  ごはん茶碗一杯強
ウインナー  2本
グリーンピース(冷凍)   大さじ2
野菜ピューレ  80g
ケチャップ 大さじ1
ウスターソース   小さじ1
塩、コショウ
〈A〉
 卵  L1個
 牛乳  大さじ1
 塩、コショウ
バター  小さじ1
ケチャップ  適量
塩茹でのブロッコリー 適量

   

作り方
  • ウインナーは輪切りに切り、下ゆでする。グリンピースは塩茹でする。
  • フライパンに、野菜ピューレ、ケチャップ、ウスターソースを入れ、少し煮詰める。
  • (2)に(1)を入れ、弱火または火を消し、ごはんを加えよく混ぜる。塩、コショウで味を調える。お皿に盛り、オムレツ型に調えておく。
  • 〈A〉を合わせる。卵焼き用のフライパンを熱し、バターを溶かす。〈A〉を流し入れ、箸で大きくかき混ぜながら、薄焼き卵を作る。(3)にのせ、ケチャップとブロッコリーを添える。
 
 
成瀬紀子のプロフィール

カラフルフーディングコーディネータ・料理家・栄養士・チーズアドバイザー
オーストラリアで、ゲルソン療法に従った調理を任された経験などから、野菜本来のおいしさ、 食の大切さに気づいたことが現在の活動の原点となる。 海外生活中に「心と体の繋がり」を知り、色と食と融合してメンタル&フィジカルバランスをとる料理を独自で追究し始める。 カラーセラピースクールでの実践や調理指導を重ね、のちにそれがカラフルフーディングとなる。
2004年より「カラーパワーズ・キッチンスタジオ」主宰。 現在は、料理指導、レシピ開発、執筆活動、フードスタイリング、フードカラーコンサルティング、企画などを行う。 著書にカラフルフーディング実践書『おいしい色レシピ』 、『カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当 』(新紀元社)がある。

カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当(新紀元社)

おいしい色レシピ』(新紀元社)

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