季節を楽しむカラフルフーディングレシピ vol.4 食感いろいろれんこんレシピ
☆旬の豆知識☆れんこん
ハスの地下茎の先端部が肥大した部分で、冬から春にかけて収穫されます。
れんこんの穴は、葉柄に空気を送るための通気孔で、この穴を「見通しがきく」とおめでたい席での料理に用いられます。主成分は炭水化物。タンパク質やビタミンは少ないですが、ビタミンCは豊富です。
その他に便秘に有効とされるペクチン、ヘミセルロースなどの食物繊維や、タンパク質を消化し疲労回復されるムチンも含まれます。
傷がなく、表面や穴の中が茶色や赤っぽく変色していないものを選びましょう。
切ったものを酢水につけておくのは、酸化による変色を防ぐためですが、漬けすぎはれんこんの風味を損なうのでほどほどに。
れんこんは、切り方や調理法によって食感がかわるおもしろい食材。
薄切りにし、さっと炒めればシャキシャキ。一口大の乱切りにし、コトコトと煮込めばほっくりと。すり下ろして粉を混ぜて火を通すとねっとり、もちもちに・・・。
また、小さめ角切りれんこんをつくねの中にこっそり加えて、軟らかさと歯ごたえが、同時に口の中に飛び込むサプライズを楽しんでもらうのも、作り手の喜びでもあるのです。
今回は、そんな口の中でサプライズがおこる楽しい食感レシピをご紹介します。
シャキシャキ!れんこんごはん
れんこんの甘みがほんのり香る、歯ごたえたのしいシャキシャキごはん。おかずを選ばないためにも、軽い塩味でシンプルに仕上げます。いりごまを混ぜて、芳ばしさも加えました。
材料(四人分)
米 2合
れんこん 100g
酒 10ml
塩 ふたつまみ
いりゴマ 適量

- お米を洗い、水気をきっておく。
- れんこんは皮をむき、いちょう切りにし、酢水に放す。
- お米に通常のお水の量を加え(土鍋で炊くときは400ml)、酒、塩をまぜ、(2)をのせ(混ぜない)普通に炊く。
厚めに切って、長い時間保温するとホクホクのごはんになる。
■ほっくり☆チリコンサイ
チリビーンズのビーンズを根菜に代えた、隠し味のしょうゆが決めてのジャパニーズチリコンサイ。スパイシーな香りとボリュームのある真っ赤なソースは、食欲をかきたてカラダを温める元気食! ホックリ根菜が咀嚼を促し、満足度もアップ!粉チーズやパセリをふって、ごはん、パスタ、パン、そしてタコスにもお試しあれ!
材料(四人分)
れんこん 250g
ごぼう 120g
ピーマン 2個
にんにく 1かけ
玉ねぎ 1/2個
唐辛子 1本 (種をとる)
牛挽肉 180g
【A】クミンパウダー 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1
カレー粉 小さじ1/2
ローリエ 1枚
【B】チキンブイヨン 260ml
トマト缶 1缶
マトケチャップ 18g
トマトピューレ 40g
塩、コショウ 少々
しょうゆ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1+大さじ1/2

- れんこんとごぼうは一口大の乱切りにし、酢水に放す。ピーマン、にんにく、玉ねぎはみじん切りにする。
- 鍋にオリーブオイル大さじ1を熱し、れんこんとごぼうを炒めとりだししょうゆをまぶす。
- 同じ鍋にオリーブオイル大さじ1/2を熱し唐辛子、にんにく、玉ねぎを炒め、牛挽肉、【A】を入れて炒める。(2)、【B】を入れ、蓋をし、約40~60分ごぼうとれんこんが軟らかくなり味が染みるまで弱火で煮込む。塩、コショウで味を調える。
パスタやタコスに使用するときは、根菜を小さめに切るとよい。
■もちもち♪れんこんボール
見た目はミートボール?食べてみて???となるベジタリアン料理。 ベジタリアン料理とはいえ、ミートボールにひけをとらない満足度!食べ応えたっぷりです。 すべてをすり下ろさず、小さめの角切りを混ぜ込めば、シャッキリの食感も同時に楽しめますよ。
材料(七個分)
れんこん 200g
片栗粉 大さじ2
塩 少々
ねぎのみじん切り 大さじ2
揚げ油 適量
【甘辛だれ】
だし 150ml
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
小松菜 2株
塩 少々

- れんこんの皮をむき酢水に放す。水気をよくきり、すり下ろす。軽く水気を絞り、片栗粉、塩、ねぎを混ぜ、7等分に丸める。
- 片栗粉(分量外)をうっすらとまぶす。
- 中温の油できつね色になるまで揚げる。
- 甘辛だれを合わせ温め(3)を入れコトコトと煮込み味を含ませる。
- 小松菜を塩茹でし水気をよくとり、食べやすい大きさに切る。
- れんこんボールを盛り、甘辛だれをかけ、小松菜を添える。
れんこんボールは、酢豚、チリソース煮、カレー、シチューなど肉の代替品としてどうぞ。
カラフルフーディングコーディネータ・料理家・栄養士・チーズアドバイザー
オーストラリアで、ゲルソン療法に従った調理を任された経験などから、野菜本来のおいしさ、 食の大切さに気づいたことが現在の活動の原点となる。 海外生活中に「心と体の繋がり」を知り、色と食と融合してメンタル&フィジカルバランスをとる料理を独自で追究し始める。 カラーセラピースクールでの実践や調理指導を重ね、のちにそれがカラフルフーディングとなる。
2004年より「カラーパワーズ・キッチンスタジオ」主宰。 現在は、料理指導、レシピ開発、執筆活動、フードスタイリング、フードカラーコンサルティング、企画などを行う。 著書にカラフルフーディング実践書『おいしい色レシピ』 、『カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当 』(新紀元社)がある。
カラーバランスでおいしい!きれい!5歳からのおそと弁当おへや弁当(新紀元社)
おいしい色レシピ』(新紀元社)







